物を大切にしよう新聞 2017年5月号
「物」の先には「事」がある。事の先には「つながり」がある。
あり余っているから、すぐお金で買えるから、いつでもどこにでも捨てられるから、
そんな社会と暮らしが、本当に望んだものなのか、快適なのか。
これからははまず疑おう。それには、きちんとしていて、わかりやすくて、一流の物差しがいる。
その物差しは、風土と季節、文化的、伝統的がいい。
みんなに共通で、しかも変わることがないから。日本人なら毎日の生活の中で使いこなせるから。
物を大切にしよう新聞 2017.5 MAY
大和言葉は美しい こころが通じる和の表現
70年近く日本文学の研究に情熱を注ぎ、世界に広めた知の巨人ドナルド・キーンさん(文化勲章受賞者)は「音そのものが美しい日本語は、私をずっと魅了し続けてきました」と記しています。
日本語には漢語と外来語、そして「生粋の日本語」として日本の風土の中から生まれた『大和言葉』があります。
私達の祖先が育んできた知的で優雅な余韻を残す『大和言葉』の言葉遣いに触れてみませんか?
ゴールデンウィークには「そぞろ歩き」の大和言葉で
- 「足の赴(おもむ)くまま」
歩くことを純粋に楽しみ、自由な時間を楽しんでいる幸福感が聞き手に伝わります。
もう少し粋にしたいなら「風にまかせて」でしょうか
- 「道すがら」
「散歩の途中で・・・」は少し軽い感じがしますが、「散歩の道すがらで・・・」といえばちょっと重みがしてきます。
場面にあわせてお使いください。
- 「辻」
ふと道を聞かれて案内する時、信号機のない小さな交差点は「辻」で表現。
でもあまり使われていなくて、かえって分かりにくいかもしれませんね。
- 「橋涼み」
散歩の途中、橋の上で心地よい風を楽しむ。これが「橋涼み」。
水辺なら「川涼み」、樹の下なら「下涼み」など、いろいろと。
住まいは財産。いつまでも、できれば子どもたちや孫たちにも住んでもらいたいから、改めて永く住み続けるための「住まいの価値」を考えてみませんか。
「あなたにとっての住まいの価値とは」
「換気性能」 ー実は大切な換気ー
あなたのお住まいは24時間換気システムは設置してありますか?
2003年7月1日の建築基準法の改正により、新築住宅には24時間換気システムを設置することが義務づけられています。
これは住宅の機閉度が以前より高くなった結果、建材などに含まれる化学物質(ホルムアルデヒドなど)が揮発し、
吐き気、頭痛、眼・鼻・のどの痛み等の症状が出やすくなることへの対策です。
しかし、この24時間換気システムの方法次第では、暮らしに大きく影響を及ぼす可能性もあるので注意が必要です。
24時間換気システム なぜ換気が必要なの?
昔の家は・・・ 風通しが良かった
断熱性が低く冷暖房の効率が悪いけれど、家が呼吸していた。
現在の家は・・・ 密閉度が高くなった
断熱性が高いけれど、家が呼吸しなくなった。
だから 室内の空気が汚れがち
建材や家庭用品から出る化学物質が室内にこもり、それが原因でシックハウス症候群や、アレルギーなどに悩む人が増えています。
24時間換気システム・ワンポイントガイド
例えば「冬の時期になぜかエアコンの利きが悪く何となく寒さを感じて調べてみたら、壁の吸気口から冷たい空気が流れ込んでいた。」とか、
「玄関ドアを開くとき重く感じるときとそうでないときがある」など、24時間換気が原因の場合も多いものです。
一般的には「自然吸気+機械排気」という方法を取りますので、住まいのどこかに換気扇を設置し、リビングやダイニング、寝室といった部屋に設置した吸気口から外気を取り入れます。
そのまま取り入れられた外気は、冬は冷たく夏はあったかい状態で部屋に入ってきます。それがエアコンの利きを悪くする原因となります。
そこで、エアコンの利きを良くしようとこの吸気口を閉じてしまうと、住まいの空気を排気するだけになってしまうので、玄関ドアなど外気に接するドアや窓の開閉が重くなってしまうのです。
だからといって24時間換気を止めてしまっては、化学物質を排気するという当初の役割がなくなってしまいます。
対策は、エアコンの吹き出し方向や暖房機器の排気方向をこの外気をそのまま取り込む吸気口に向け、室内の空気とまぜあわせながら使うと多少の効果は期待できます。
もし本格的に対策したいなら、吸気口に「熱交換型」と言われる換気扇に交換する方法もあります。
- 一般的な換気方法
給気は自然、排気は機械で行います。
- 負圧
吸気口をふさぐと住まいが負圧になり玄関ドアが重くなります。
住まいの換気性能は、臭い、湿気、化学物質など住まいの空気を良くするために重要な性能の一つです。
気になる方は一度ご相談くださいませ。
脳パワー強化にはデュアルタスク・トレーニングがいいらしい
人間の体には金インクや器官を使わないでいると、その機能がだんだん失われ、能力が衰えていく「廃用性萎縮」という現象があるそうです。
これは脳も同じようで、頭も使わないと歳とともに廃用性萎縮が起きて、細胞はどんどん現象。
そこで注目されているのが、「デュアルタスク・トレーニング」。
デュアルタスクとは、2つの課題を同時にこなすこと。特に脳の活性化においては、(1)身体を動かしながら、(2)並行して頭も回転させる同時作業が有効のようで、ここでは手軽にできるものを紹介いたしましょう。
さぁ、ゆびゆびータッチ
1、両手を開いて、親指の先を人差し指に、次に中指に、次に薬指に、最後に小指に素早くバトンタッチしていきます。
2、小指まできたら、すぐ逆戻り。親指の先に薬指、次に中指、最後に人差し指と素早くバトンタッチしていきます。
(これが出来たら、次はアトランダムの高速タッチへ。ただし、両手は同じ動きにします。)
【動作のポイント】
1,2それぞれ30秒×3セットとし、合計3分ぐらいで。
【脳活ポイント】
手先を器用に動かす動作は、きわめて効果的な脳トレになります。
今すぐもっとたくさんの脳トレをお知りになりたい方は「まいにち!脳トレ」(河出書房新社1,000円 税別)をお求めください。
チョコ・シニアが増えている
もうお試しになりましたか? 明治ザ・チョコレート
中身は風味が違う、4つのブロックに。
一番下のミニブロック型は、軽い口当たりを楽しむ、真ん中のギザギザ型は香りを際立たせ、その横のドーム型は濃厚感を楽しむ。一番上のスティック型は、力強い味わいを感じる。
1枚でカカオの味わいを4回楽しめる、お得なカタチ。
こどもにウケる ペット・クイズはいかが・・・
かわいい猫を出会いがしらで仲良くなるには?
【答】
(1)目をじっとみつめる
(2)目をゆっくりつぶる
(3)目をあわせない
猫が目を大きく開いて見るときは警戒のサイン。こちらもじっと見ると猫さらに警戒。だから逆にするのがポイント。
その場合はできるだけゆっくり目をつぶる。すると猫は警戒を解きます。
少ししてから目を開いて、猫の目がまだ開いていたらまたつぶる・・・
これをくりかえしている内に、こちらが見たら猫も目をつぶるようになる。
ここが仲良くなる入り口!だから正解は(2)
「子どもにウケる楽しいクイズ」(新講社)より
モノは試し。
いつものモノで、いつものように。シンプルライフで、何事もスムーズ。一週間なんでアッという間に、ひと月だって。
でも新しいモノやグッズがくれるちょっとした新鮮さや刺激で「気分転換+メリハリ+創造性」を覚えると
幸せホルモン「エンドルフィン」が放出されて、あなただけの若やぎへ。
耳寄りなお話し 孫ギフトに「ハト時計」 玩具の代わりに静かな人気、まだまだ続きそう・・・
孫の笑顔、驚くが見たい。
だからといって、テレビゲームなどのおもちゃでは味気ないと、ギフトにこだわるシニア層が増えているようです。
「ハト時計」はノスタルジーを感じるという要素だけではなく、長く使えて家庭でも「時」を共有できるグッズとして人気が出ているらしいのです。
その「ハト時計」ですが、以前は国内でもメーカーが3,4社あったのですが、電子制御できるカラクリ時計などに需要が移って、今ではリズム時計工業1社になっています。
中でも人気なのが「カッコーヴァルト」
テレビCM放映後に売れ行きが10倍伸びたという「カッコーヴァルト」の最新モデルは、鳴き声に加え水車が回ったりオルゴールが鳴ったりする機能が好評とか。
仕組みは蛇腹(じゃばら)状の和紙が上下に伸び縮みする「ふいご機構」。
ふいごが膨らみ空気を取り込んだ後、一気に縮むなかで、リコーダーのような穴から空気を押し出して音が出る様になっています。
定時になると鳥が飛び出し、「ホッホー」と時刻を知らせます。
手軽な1万円からバラエティーに揃う「ハト時計」は、孫の成長を見守り、思い出を育む贈り物として今やロングセラー商品に。