11月に入り急に寒さが肌身にしみる季節になってまいりました。
皆様は如何お過ごしでしょうか。
今年はインフルェンザの流行も早い様で最善の対策が必要ですね。
今回の、テーマは、地震の対策の一つで屋根の軽量化についてのリフォーム事例を取り上げます。
2016.4.14の夜以降、震度7や6強を観測する地震が相次いだ熊本県、被災地の皆様には大変なご苦労かと心配しております。
大きな地震があると、都度、取り上げられる事の中で建物の倒壊の原因の話が上げられます。
活断層、地盤の問題、屋根の瓦の重みで下敷きになられた方も多く、火災の発生に繋がり、お亡くなりになられた方、
様々なケースがあり、自身に置き換え考えれば阪神大震災の復興支援で大阪での3年間が思い出されます。
倒壊の原因の中で、出来る事の1つに、建物の耐震補強が上げられます。
地盤の状態・建物の老朽化度・基礎の状態・屋根の重さの診断調査をお勧め致します。
<当社は、「木耐協」の加盟店で調査も、工事も行っております。>
冒頭に上げたテーマとして屋根の軽量化について実例を上げます。
私たちの生活拠点のさいたま市でも東日本大震災での被害で瓦の棟の落下が多くシートを屋根に張りに多くのお客様宅に
訪問をした事が記憶に新しい事象です。
瓦の重みにより建物が大きく揺れ1Fが倒壊してしまう原因を、何とか少なくする事が出来ればと願う次第です。
先日、工事が完了しましたS様は日本瓦が似合う和風建築です。
S様も熊本震災の事もあり兼ねてから考えていらっしゃった計画を実行する事にしたそうです。
下の写真は工事前の状況です。 瓦を降ろし『カナメルーフ』にて軽量化
9月に入り台風が多くお客様には長い期間の工事となり大変申し訳ございませんでした。
足場組完了
瓦降ろしは防水シートが完了したら次の場所へと4回の工程に分けて暑い中工事となりました。
防水工事が終わるまでの雨対策が大切です。
防水完了後、金属瓦設置の為の瓦桟の工事中です。
金属瓦の工事スタートです。
断熱材もしっかり引き込みます。
※金属屋根の傷つきに注意をしての施工 養生シートや発泡パネルを使い施工して頂きました。
棟部分も金属で軽量化
家紋も入り入母屋の部分も再現されました。
工期は雨も多かった事により2カ月掛ってしまいましたが素晴らしい出来で職人さんに感謝です。
<写真が晴れの日に撮れたらもっと良かった。>
大切な母屋が金属屋根とは思えない風格漂う我が家に。安心感がプラスされました。
一件でも多くの皆様に関心を持って頂けましたら、経験を安心に繋げていけると感じております。
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